梅の産地である紀州和歌山の自然の中で育まれた梅。大粒で果肉がぎっし「自然栽培梅 恵」の種を取り、食べやすくしました。そのままご飯にのせたり、お寿司、おむすび、サラダ、和えものなど、梅をつかった料理にもお役立てください。
■梅干しの実態
じつは、市販の梅干しはたくさんの合成添加物(化学調味料・石油系の色素など)を使って作ることが当たり前の世界なのです……。
梅干しは元来保存食品で、ある程度の塩分がないと保存がききません。健康志向のため減塩梅干しが売られていますが、減塩するために添加物が入っていることがあります。
そして、製造する過程で多くの梅干しメーカーが、梅干しに梅の香りやしその香りを添加したり、味を調えるためにアミノ酸を加えて味を調えることを当たり前に行っています。
昔ながらの製法(梅を赤しその葉と一緒に漬け込み着色する)では効率が悪いため液体または、粉末の色素を調味液に溶かして梅干しを漬け込み赤い梅干しを作ることもあります。漬け込む素材も添加物だらけでは本当の梅干ししとはいえません。
■生産者紹介
作ってくださるのは、和歌山県の三尾農園 三尾 保利さん。「ジューシーでとてもおいしい梅干し!」と大変評判です。
三尾さんは、豊かさを求めた社会が環境や食べ物までも汚染していることへ危機感を感じ、「よい食べ物」と「正しい食事」の大切さを痛感。25年前から無農薬栽培に取り組まれている、大変実直な生産者さんです。
化学物質過敏症のお客さんから、「ぜひ、無農薬・無肥料の自然栽培の梅干しを作って欲しい」という要望が多数ありました。それがきっかけで、2008年から本格的な自然栽培に取り組みはじめていらっしゃいます。