幻ともいわれる品種(新大正糯)のもち米の鏡もち
富山県の林 美佐雄さんが情熱と手間ひまをかけてつくりました
新鮮で清らかなコメから搗かれた鏡餅が、正月飾りの中心として供えられ、新年の家々の厳粛さを支える。年神様の依り代(よりしろ)である鏡餅には、年神様の魂が宿っているとされます。鏡開きの日に食べるのは年神様の力を授けてもらうことで、1年の無病息災を願い、その運気を人々が頂戴する意味が込められています。
2018年、富山県の林美佐雄さんは自然栽培での稲作17年目を迎えました。兼業農家を脱サラし、農業に専念する時、自然栽培に出会いました。林さんが米づくりで最も手をかけるのは除草作業。田植え直後にはじまり、8月の半ばまで丹念に除草を行います。食事をする間も惜しんで作業に没頭するのは「良い米がつくりたい」というただひとつの想いから。
富山県砺波市 林 美佐雄さん
そんな林さんが栽培から製造まで手がけた自然栽培の鏡もちは「新大正糯」というもち米。粘りとコシが強く、風味が豊かなおいしいもち米として富山県内でほとんど消費されてしまう、幻ともいわれる品種です。 林さんが情熱と手間ひまをかけて作った鏡もちで、すがすがしい新年をお迎えください。
鏡もちの丸い形は人の魂(心臓)を模したものといわれ、また昔の鏡が円形だったことから「鏡もち」と呼ばれるようになりました。 大小2つ重ね合わせるのは、月(陰)と日(陽)を表しており、福徳が重なって縁起がいいと考えられたからとも伝えられています。
新鮮で清らかな米から搗かれた鏡もちが、正月飾りの中心として供えられ、新年の家々の厳粛さを支え、鏡開きの日に食べられ、その運気が人びとに分かち与えられる。おくゆかしい日本の伝統文化ですね。
鏡もちは一般的に12月28日(難しい場合は30日)に飾るものとされています。「八」という数字が末広がりで縁起がよいからです。 逆に12月29日、31日に供えるのは好ましくありません。
鏡開きの日は地方により異なりますが、一般的には、1月11日とされています。鏡開きは、お供えした鏡もちに授けられた力を皆でいただくものです。神様をお迎えする象徴として供えた後、1月11日にはじめて下げて調理します。木づちなどで叩いて割っていただくか、冷水にしばらくつけて切り分け、お召し上がりください。
■保存方法
直射日光・高温多湿を避け、涼しい場所で保存してください。
防腐剤・保存料を一切使用しない無添加のおもちですので、開封後はカビが発生しやすくなります。一度封を開けたら、密封してから冷蔵庫または冷凍庫で保存し、お早めにお召し上がりください。
※画像はイメージです。飾りは付属しておりません。
こちらは容量 380g(2合)のページです。
1800g(一升)のページは、こちら をご覧ください。